●本の費用の内訳
1.原稿を整理したりレイアウトをしたり、校正し管理編集する費用
2.原稿にしたがい文字を組んでいく費用(組版代)や写真等を取り込む費用
3.完成した物を印刷する費用
4.印刷する用紙の費用
5.印刷された物を綴じて製本する費用
本の作成費用のうち1.と2.で全体の60%近くを占めますが、これは部数に関 係なく、編集して文字
を組んでいく作業が本の作成上一番大切だからです。い い物ができるかどうかすべてこの部分で決まり
ます。
●製作費の見積もりに必要な事項
1.本のサイズ
2.ページ数
3.製本の様式
4.製作部数
5.カラー・モノクロ写真等の有無及び枚数
予算に合わせて製作することもできます。
●見栄えのよい原稿量
本に厚みが出るように200ページ前後の本を目標に考えると原稿用紙300枚 ぐらいを目安にして下
さい。
文章の他に写真やイラスト・カット等があればメリハリがつき見栄えもよくな ります。
私共は執筆のお手伝いもいたします。
●原稿用紙に清書するときの注意
原稿は本づくりの原点であります。ていねいに楷書で書くようにして下さい。
パソコン原稿でも構いません。CDで渡していただければ、費用が安く済みま す。
1.1マスに1字ずつ書く
2.段落が変わらない限り、改行する必要はありません。段落の始りは1字下げ る。通常の原稿用紙と
本の字詰めは一致しません。原稿用紙の見た目にこだわ る必要はないです
3.「しゃ」「しゅ」などの「ゃ」「ゅ」は小さく右に寄せて書く
4.記号括弧や句読点なども1マス使う
5.アルファベットも1マス1字
6.清書の段階で訂正が必要になった場合、削除部分ははっきり消し追加する字句 は鮮明に書く
7.込み入った図表は別紙に書いて挿入箇所を明示する
8.できあがった原稿は全体に通し番号をふり、しっかりと綴じておく
●何冊ぐらいからつくれるか
基本的に500冊・1000冊・2000冊でもそれほど大きな差がでません。
自分史・記念誌は500冊から1000冊がもっとも多いようです。
原稿を書くのが苦手だという方のためにテープに思いを吹き込み原稿に
することもできますので御相談下さい。
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